落下する夢を見た少女は繭の中で目覚める。外へ出た少女を待っていたのは、灰羽と名乗る少女たち。彼女らはみな天使のような輪を頭の上に掲げ、背中には灰色の羽を持っていた。そして、夢を見た少女はその内容からラッカと名付けられ、灰羽を名乗る少女たちから同じような輪を授けられるとともに背中に羽を得る。 必ずしもすべての人々が羽を持つわけではない世界、廃墟のような灰羽たちの住居、そしてどうやら外へ出ることはままならないながらも外部からは行商人がやってくる奇妙な街での生活。隔離された世界の中で、ラッカは少しずつ世界の秘密に触れていく。どことなく懐かしい雰囲気をさせながら、謎めいた物語が淡々と紡がれていくファンタスティックなアニメ作品。2002年放送。(田中 元)
涙 涙 涙
とにかく見て欲しい。
今、このレビューを読んでくれているあなたも、今、これを書いている私も、
いつかは、必ずこの世を去ります。
それは抗うことの出来ない運命だけども、決して悲観することではないんです。
魂を救ってくれる、とても、とてもやさしい物語。
━━私はこの世界を信じています。
評価なんかしたくない、けど見て欲しい
心の中のとてもプライベートな、デリケートな部分に触れてくる作品。他の作品と同列に出来がいいだの悪いだの言われたくないし、自分でもそんな見方をすることができない、自分にとってとても特別な、大切な作品。 サントラも画集も買いました。 ぜひとも大切な友人や恋人や、には見て欲しい、けど、見たあと「批評」なんかはしないでくれ・・・という困った気持ちにさせてくれます。
一般受けしない
…なんていうか他のアニメとはレベルが違いすぎる。 残酷。憎悪。友情。恋愛。迷走。罪。神秘。素朴。美。生活など 全部入っている。 でもちゃんとまとまりがある。見る人が見れば分かる。 そしてこれは自分自身。 一般受けはしないだろう。 でも見る人が見れば分かる。 僕はこの作品が好きというよりも 初めからそこにあった。という表現のほうがしっくりくる。 なんていうかもう水。 これ水。
ラストを何度観たことか。泣けます。
白でも黒でもない、灰色の翼を持った子供たちの物語。 最初は不思議な世界観に戸惑って、わけもわからず観てしまい、感動してしまいましたが、後になって物語の重みがじわじわと胸に広がってきます。ラストが圧巻なこともありますが、物語半ばで、ある登場人物が印象的な言葉を残してくれることもあって、深く考えさせられます。 おそらく、灰羽たちの暮らす世界は、賽の河原のような、死後の世界、来世への中継地点というべき場所であり、疲れきった、悲しみに満ちた魂がやってきて、羽を休める場所なのだと思う。そしてその魂が生きる喜びに満ちたとき、彼らは新しい生命となるために旅立つのでしょう、たぶん。ではここで癒されなかった魂はどうなるの…? この物語は、誰かを癒してあげることによって自らも癒される(ことがある)と教えてくれます。でも、そうじゃない人もいる。どんなに他人を癒してあげても癒されない魂は、一体どうすれば癒されるのか。 極寒の中で、一人たたずむ孤独なレキから目が離せません。そしてラッカ、ご苦労様。
その名がしめすものは・・・
自分が此処にいる不安と焦りを整理することが 出来たラッカ、しかし自分と同じ罪憑きでラッカの 助力者になろうとさえ思っていたレキは孤独という 部屋へ閉じこもる そしてその部屋には・・・ この「COG.5」ではラッカからレキの物語へと 移っていきますが、最終話では心苦しいくらいに 二人の「想い」の関係が語られていきます レキの名が示すもの その真実が語られる時 心が熱くなり震えてしまいました そして「想い」の継承が続いていくラストの シーンで感極まってしまい・・・ 非常に良質で思い出深い作品に出会えて感動しました スタッフの方々に「最敬礼」 有り難う御座いました。 P.S. 「ヒカーネルサンダース」 良いです(笑)
パイオニアLDC
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